接見接見禁止とは、接見禁止で面会する方法
接見禁止
目次
Q 「接見」とはどういう意味ですか?
「接見」とは、身柄拘束中のご本人様が、施設外の方と面会することを言います。
接見は、警察署の留置所内で係りの立会のもと15分から20分程度認められます。また、接見は、接見禁止が付いていなければ、平日の午前8時30分から午後5時15分ころまで(午前12時から午後13時は昼休みのため接見できません)の間に可能です。
弁護士の場合、係りの立会なく、ご本人様と気兼ねなく会話することができます。
また、弁護士であれば、平日だけでなく、土日、祝日であっても面会することができ、また、夜間の時間帯であっても面会は可能です。面会時間も制限がありません。
ですので、ご本人様と短時間では協議できないことや、緊急の用件がありましたら、弁護士による面会代行をご検討ください。
弊所では、365日24時間、専門スタッフが電話をお受けしております。迅速に弁護士にアクセス可能ですので、お気軽にお電話ください。
Q 接見禁止命令とは何ですか?具体的に何が困りますか?
接見禁止命令とは、裁判所が、勾留中のご本人様に対し、面会、書類や物の受け渡し、手紙のやり取りなどを禁止する処分を言います。
接見禁止命令がなされると、これまで1日1回はご家族様と面会できたのに、面会が一切できなくなります。また、面会だけでなく、手紙のやり取りなどもできなくなる場合もあります。そのため、ご本人様は、留置施設外で何が起こっているのかも知ることもできなくなります。
勾留中は厳しい取調べもあり、また、将来の刑事処分などを考えるとストレスをかなり負担しますが、その状況でご家族様と一切会えなくなることは想像以上につらい状況になります。
接見禁止の目的は罪証隠滅や逃亡を防止にありますが、上記のようなことがあるため、検察官による接見禁止の解除という利益のために、虚偽自白を誘発する可能性も高い問題ある制度です。
弁護人は、接見禁止中であっても、ご本人様と唯一面会することができます。また、弁護人が、ご家族様からの伝言等をご本人様にお伝えすることは可能です。ご家族様に対しては、ご本人様からの伝言やそのご様子などをご説明することができます。
接見禁止の場合、弁護士による面会代行もご検討ください。
Q 接見禁止になる場合とは?接見禁止の要件を教えてください。
接見禁止の要件ですが、逃亡、又は、罪証隠滅を疑うに足りる相当な理由が必要となります。
既にご本人様は留置所に身柄拘束されています。身柄拘束に加えて、接見禁止までしなければ、逃亡、又は、罪証隠滅につながる恐れがあるという事情が必要です。
なお、留置所に身柄拘束されているのですから、逃亡のおそれは通常考えられないと思います。罪証隠滅だけでなく、逃亡のおそれも機械的に認めて、勾留決定されている事案を見ると複雑な思いになります。ちなみに、検察官は、接見禁止という結果を得るため、警察署の留置施設の不備を声を大にして主張されているのでしょうか?
なお、接見禁止となった場合、交際相手がご本人様と連絡をとりたい場合、どのような方法があるかご存知でしょうか?
担当弁護士を通してご本人と連絡をとる方法があります。そのためには、ご本人様のご家族から担当弁護士の連絡先を教えてもらう必要があります。
では、ご本人様に身寄りがない場合など、ご本人様のご家族と連絡をとれない場合にはどうしたらよいでしょうか?
国選弁護人がついているケースでは、弁護士会にお問い合わせください。弁護士会が、担当弁護士に同意をもらったうえで、担当弁護士の連絡先を教えてくれることもあります。
Q 接見禁止中に差し入れをしたいです。どうすればよいですか?
接見禁止中であっても、差し入れは禁止されていない場合もあります。また、一部の物品だけしか差し入れ禁止の対象となっていないこともあります。
したがって、警察署の留置所に行かれて、留置係りに差し入れの有無を問い合わせてください。接見禁止命令の対象外の物は差し入れることができます。
また、弁護士を通してご本人様に差し入れることもできます。ただし、弁護士の判断によっては、差し入れることができないと回答することもあります。
Q 接見禁止中に手紙を読ませたいです。どうすればよいですか?
接見禁止中であっても、手紙の授受は禁止されていないこともあります。手紙のやり取りは可能かどうか、各留置所にお問い合わせください。
また、弁護士であれば、接見禁止中であってもご本人様と面会することができます。弁護士がその手紙をの内容を判断したうえで、ご本人様との面会時に手紙の内容をお伝えすることもできますので、弁護士による面会代行もご検討ください。
Q 接見禁止を解除、または一部解除したいです。どうすればよいですか?
弁護士に依頼し、接見禁止の解除、又は、一部解除を申請してもらってください。
接見禁止は、次のような段階を追って解除されやすくなります。一度、接見禁止の解除を申請して認められなくとも、次の段階で再度、接見禁止の解除、又は、一部解除の申請を積極的に弁護人に行ってもらうことが重要です。
まず、起訴前の勾留中では、否認事件で接見禁止がつくことが多いです。ここでは、自白に転じたときに接見禁止が解除されることがあります。
次に、起訴された場合、その段階で接見禁止が解除されることがあります。また、起訴された場合には、接見禁止が解除されなくとも、ご家族様など一部の方に限り面会を認める一部解除もなされることがあります。
刑事裁判で証人の証言が終わった段階で、接見禁止が解除されることがあります。なお、刑事裁判で証拠調べが終わったら、ほとんどの場合に接見禁止が解除されます。
弊所では、刑事事件を中心に扱っており、接見禁止の解除だけではなく、多くの不服申し立てを認めさせた実績があります。お電話をいただければ、できる限り早く弁護士とのご相談につなげることができますので、是非、お気軽にお電話ください。
代表弁護士紹介
カスタマーレビュー
弁護士が示談を急いでくれたので、想像以上に早く出られた。
by 強制わいせつ事件の被疑者ご本人(福岡)
★★★★★
この度は本当にありがとうございました。野崎先生には本当に感謝しています。
1週間後に警察署に来るように言われ、とても不安で何か相談できないかとインターネットで見たのがアトム法律事務所でした。福岡にも事務所があり、刑事事件に強く、職場などへの対応も考慮していることから、かなり安心感がありました。
警察署に行き、逮捕され、これから長い取調べの日々が続くかと苦痛でしたが、野崎先生が被害者様との示談を急いで下さり、また警察署と事務所も遠いのにすぐに来て下さり、想像以上に早く出てくることができました。遠方の被害者様のところにもすぐに行ってくれて本当に助かりました。
アドバイスもとても参考になりました。取調べの時もしっかり守ることができました。
本当にありがとうございました。
すぐ駆け付けてくれる弁護士の熱心な対応のおかげで、会社に残れた。
by 窃盗未遂事件の被疑者ご本人(横浜)
★★★★★
今回の件について、野根先生をはじめとして、アトム法律事務所の方には、本当に感謝しております。
初めての事で右も左も分からない状態の中で、すぐに駆けつけて下さり、丁寧に今の置かれている状況や今後の処遇について説明していただいたおかげで、慌てずに対応することができました。
今回の事件が、不起訴処分となり、また会社に残ることもできたのは、野根先生の熱心な対応のおかげであり、感謝してもしきれないくらいです。
今後は、深く反省をし、一人の人間として恥ずかしくない生き方をしていこうと思います。
本当にありがとうございました。
親身、丁寧、懸命に対応してくれるアトムに依頼して、本当に良かった。
by 住居侵入事件の被疑者のご家族(大阪)
★★★★★
突然、警察から主人が勾留されていると連絡があり頭の中が真白になりました。そして警察から詳しい説明もないまま翌日検察に送致されるという急な事態となってしまいました。
私は主人を取り戻すため必死に弁護士さんを探し、何人かの弁護士さんにお話を伺いましたが、浦田先生と代次先生にお会いし、先生方の真摯な法律相談と事務所の方の親身で丁寧な対応にこの先生方にお願いしようと決めました。
契約を交わしている時はすでに深夜となっていましたが、その間に代次先生は主人の所に向かってくださいました。その後も代次先生が懸命に弁護活動を続けてくださり、主人は無事不起訴となり私たち家族の元に戻ってきました。主人が勾留中も様々な相談にのっていただき、私の心の支えとなってくださいました。
アトム法律事務所の先生方にお願いし、本当によかったと思っております。主人も私も本当に感謝しております。ありがとうございました。
人生終わりと思ったが、弁護士が信じられない結果を実現してくれた。
by 痴漢事件の被疑者ご本人(東京)
★★★★★
酩酊したまま警察署で事情聴取され一旦自宅待機させられたときに、アトム法律事務所24時間受付の方に刑事弁護について相談させて頂きました。そして約2時間後の朝7時、逮捕・拘留され、約5時間におよぶ事情聴取、全く時が進まない留置所の生活が始まりました。
もう人生終わりだ・・・。と思った夜の8時30分、永田先生に接見して頂きました。(地獄で仏)「検察に訴えて拘留を阻止・・・。不起訴になるよう示談し、告訴を取り下げて・・・。一刻も早く社会復帰ができるよう・・・。」信じられないような言葉の数々、しかしそれらをすべて迅速に実現して頂きました。
いま、こうしてこれまでどおりの社会生活を送れるのは、アトム法律事務所および永田先生のおかげです。心底から自身の過ちを反省し、日々自分の言動に細心の注意を払って生活して参ります。
本当にありがとうございました。
力強い言葉に救われた。弁護によりすぐ自宅に戻り大学通いを続けられた。
by 盗撮事件の被疑者のご家族とご本人(東京)
★★★★★
ご家族
この度は野尻先生には大変お世話になりました。
警察からの突然の電話に驚き、依頼に伺うとすぐさま接見に行ってくださいました。接見後先生から息子の様子を報せるお電話を頂いたのは深夜の1時を過ぎた時間でした。
先生の力強いお言葉に、息子共々救われた思いがしました。
おかげ様ですぐに息子は自宅に戻ることができ、大学へも通えることが出来ました。1分でも早く日常生活に戻してやりたいと願っていたので心より感謝しております。この度は本当にありがとうございました。
ご本人
勾留中に先生が来てくださった時は一筋の希望が見えたように感じました。釈放後も先生は何度も相談に乗ってくださり、とても心強かったです。
これを機に今後は真面目に暮らしていこうと思っております。ありがとうございました。
冷静で誠実で実行力ある先生と話した時間は人生で一番濃厚な時間だった
by 傷害事件の被疑者ご本人(名古屋)
★★★★★
弁護の依頼に事務所を訪れた時のこと
最初は忙しくて引き受けるのを躊躇されてました。私も余りにも忙しい方に弁護を頼む事に少し不安を感じましたが、結局引き受けて下さり、その日の内に接見に出向いて下さいました。
それからは幾度となくその時々の状況を連絡して下さり、様子がよくわかり安心出来ました。何より嬉しかったのは、弁護活動外にもかかわらず息子のこれからの事で色々アドバイスを下さり、又、資料を送付して下さったりと本当にありがたく思いました。
とても冷静で誠実で実行力のある野尻先生との二ヶ月間は今まで生きて来た中で一番濃厚な時間でした。誰にも相談できない事を聞いて下さり、本当にありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれもお身体を大切に、益々のご活躍を祈念してお礼申し上げます。大変お世話になり感謝いたします。
夜遅くに面会に行ってくれ、親身で素早い対応で良い結果を導いてくれた
by 窃盗事件の被疑者のご家族(東京)
★★★★★
この度は、野尻先生に大変お世話になりました。
今回の件で最初電話が来た時言葉では言い表せないほどショックで何も考えることが出来ませんでした。インターネットでアトム法律事務所を見つけ、すぐに連絡をしたところ、夜遅くでしたが、その日のうちに息子に面会に行ってくださり、親身にすばやい対応をしていただき、良い結果に導いていただき大変感謝しております。
今回泥酔するほどお酒を飲み、事件をおこしてしまい被害者の方にご迷惑、さらに不快な思いをさせてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。息子も深く反省し心機一転前向きに頑張っていけると思います。
本当に有難うございました。大変なお仕事ですので、お体気をつけて下さい。