Q: 盗撮は何の犯罪にあたるのですか？刑罰はどのようなものですか？

盗撮は、軽犯罪法（第1条 第23号） や迷惑防止条例違反（東京都の場合、東京都公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例 第５条 第1項 第1号）にあたるとされています。一般的な盗撮トラブルの初犯で有罪とされた場合、罰金30万円前後となることが多いです。罰金の場合、有罪となっても裁判所の法廷に立つことが無いので、周囲の目に晒されないというメリットがあります。 盗撮は何の犯罪にあたるのですか？刑罰はどのようなものですか？

Question 1

盗撮は何の犯罪にあたるのですか？刑罰はどのようなものですか？

Accepted Answer

盗撮は、軽犯罪法（第1条　第23号）や迷惑防止条例違反（東京都の場合、東京都公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例　第５条　第1項　第1号）にあたるとされています。一般的な盗撮トラブルの初犯で有罪とされた場合、罰金30万円前後となることが多いです。罰金の場合、有罪となっても裁判所の法廷に立つことが無いので、周囲の目に晒されないというメリットがあります。
盗撮は何の犯罪にあたるのですか？刑罰はどのようなものですか？

Question 2

服の上から撮影したり、下着が写っていなかった場合も盗撮罪ですか？

Accepted Answer

盗撮は、服で隠された下着などの部分を撮影することをいいますから、一般的には服の上から撮影した場合は含みません。ただし、数分に渡って、女性の背後の至近距離から、女性の臀部を服の上からカメラで撮影し続けた場合に、この行為が盗撮の罪にあたるとされたケースがあります。
服の上から撮影したり、下着が写っていなかった場合も盗撮罪ですか？

Question 3

盗撮をしました。現行犯以外で後日逮捕されることはありますか？

Accepted Answer

盗撮をしてしまった場合、現行犯で逮捕されなかった場合でも、数は少ないですが後に通常逮捕されるケースがあります。防犯カメラ等に盗撮シーンが写りこんでおり、犯行と犯人が特定されたケースなどです。もっとも、盗撮をしてしまった場合でも、逮捕前の早い段階で示談を成立させて当事者同士でトラブルを解決することができれば、逮捕される可能性はゼロに近くなります。
盗撮をしました。現行犯以外で後日逮捕されることはありますか？

Question 4

盗撮をして逮捕されてしまいました。逮捕後の流れを教えてください。

Accepted Answer

盗撮をして逮捕されてしまうと、その後は刑事訴訟法に定められた通りに手続が進んでいきます。具体的には、逮捕後に検察官送致、勾留、勾留延長、起訴・不起訴の処分という順に手続が進んでいきます。容疑を否認していて、逃亡や罪証隠滅の可能性が高い場合は、最長で逮捕の日から23日間捕まったままの状態が続くこともあり得ます。もちろん、最近では手続きの途中で釈放されるケースも多いです。
盗撮をして逮捕されてしまいました。逮捕後の流れを教えてください。

Question 5

盗撮で逮捕されてしまいました。釈放されるにはどうすればいいですか？

Accepted Answer

盗撮トラブルで逮捕されてしまった場合、事案にもよりますが、起訴されるまで最長で23日間身体拘束される可能性があります。この23日間が経過する前には、勾留・勾留延長という手続があります。盗撮トラブルの場合、示談が成立すると、これらの勾留・勾留延長の際に（又はその前に）釈放が認められるケースが多いです。そのため、弁護士は示談の成立を目指して活動していくことになります。
盗撮で逮捕されてしまいました。釈放されるにはどうすればいいですか？

Question 6

盗撮で逮捕中です。お金は払うので今すぐ保釈の手続をしてもらえますか？

Accepted Answer

保釈とは、釈放を得る一つの方法で、起訴された後にだけ認められた手続です。保釈の請求をするのは、起訴されてしまった後になるので、それより前の活動によっては釈放されません。保釈より前に釈放を得るために、逮捕に続く手続である勾留・勾留延長の際に、意見書を提出する等して、勾留・勾留延長しないよう求める場合があります。この主張が認められれば、勾留・勾留延長の前に釈放されることになります。
盗撮で逮捕中です。お金は払うので今すぐ保釈の手続をしてもらえますか？

Question 7

盗撮をして逮捕されてしまいました。示談をするとどうなるのですか？

Accepted Answer

示談とは、当事者間のトラブルを当事者間で解決することをいいます。示談が成立すると、当事者間ではトラブルが解決したことになるため、相手に盗撮を許してもらえる可能性が高まりますし、後に盗撮を理由にお金を要求されることもないです。示談が成立すると、被害届や告訴を取り下げてもらえる場合があります。
盗撮をして逮捕されてしまいました。示談をするとどうなるのですか？

Question 8

盗撮をして示談したいのですが、示談金はどれくらいかかりますか？

Accepted Answer

示談とは、慰謝料など損害賠償金を支払うことで当事者間のトラブルを当事者間で解決することをいいますから、示談の金額は、当事者がお互いにトラブルを解決したことにしても良いと考える金額になり、法律によって決められた金額というものはありません。実際の盗撮トラブルでは、30万円から50万円の金額で示談が成立しているケースが多いです。しかし、この金額はあくまで目安です。
盗撮をして示談したいのですが、示談金はどれくらいかかりますか？

Question 9

盗撮で逮捕されました。前科が付かないようにすることはできますか？

Accepted Answer

前科とは、裁判で有罪となり刑罰を科せられてしまった経歴のことをいいます。実際の裁判では、裁判にかけられてしまうと99.9%以上の確率で有罪になってしまいます。ですから、前科が付かないようにするためには、起訴猶予で不起訴になることを目指していく必要があります。不起訴になった場合、事件が起訴されて刑事裁判を受けることもないので、前科が付く可能性はゼロといえます。
盗撮で逮捕されました。前科が付かないようにすることはできますか？

Question 10

盗撮で逮捕されました。起訴猶予で不起訴にすることはできますか？

Accepted Answer

盗撮トラブルの場合、示談が成立していると、起訴猶予で不起訴となる可能性が非常に高くなります。特に、前科がなく初犯である場合にはほとんどが起訴猶予で不起訴となるといえます。もっとも、不起訴になるためには、事件が起訴される前に示談を成立させる必要があります。事件が起訴された後に示談が成立しても、もはや起訴猶予で不起訴になる可能性はありません。
盗撮で逮捕されました。起訴猶予で不起訴にすることはできますか？

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